【リメンバー 大阪・関西万博】未来の電動昇降座椅子とは・・・
2026.03.31万博が終わったあとに残るもの

2025年の大阪・関西万博。
会場には世界中から人が集まり、
未来の技術や暮らし方が数多く紹介されました。
最先端のロボット、
新しいエネルギー、
これからの医療や健康のかたち。
そんな未来の展示の中で、
私たちコムラ製作所も一つの提案を行いました。
それが、
未来の「移動式昇降座椅子」です。
立ち上がることの大変さ
高齢になると、
当たり前だった動作が、少しずつ難しくなります。
床から立ち上がる。
椅子から立つ。
ベッドから起き上がる。
若い頃には意識もしなかった動作が、
体にとって大きな負担になることがあります。
コムラ製作所は、
そんな「立ち上がり」を助けるための製品として
電動昇降座椅子「独立宣言」シリーズ
を30年以上つくり続けてきました。
立ち上がることができるだけで、
生活の自由度は大きく変わります。
そしてそれは、
本人だけでなく家族の安心にもつながります。
万博で考えた、次の一歩
しかし、万博の展示を考える中で
私たちはもう一つのことを考えました。
立ち上がることができても、
次に待っているのは
「移動」です。
トイレまで行く。
キッチンへ向かう。
別の部屋へ移動する。
こうした動作には、
まだ多くのサポートが必要です。
そこで私たちは、
こんな未来を思い描きました。
座ったまま家の中を移動できる座椅子。
それが
「移動式昇降座椅子」という構想でした。
座椅子が、家の中を走る
未来のこの座椅子には、
-
電動走行機能
-
空間認識
-
自動高さ調整
-
AIによる見守り
といった機能を組み合わせる構想があります。

椅子、テーブル、ベッド、トイレ、キッチン。
家の中のさまざまな場所へ移動し、
その場所に合わせて
ちょうど良い高さで止まる。
そんな生活が実現できたらどうでしょう。
さらに低座面設計を活かせば、
転倒してしまったときに
床から体を起こすレスキュー
としても使える可能性があります。

万博が残したもの
万博は、半年間のイベントです。
けれど、
本当に残るのは展示物ではありません。
そこに並んだ
未来のアイデアや想像力です。
「あんな技術があったな」
「こんな未来が描かれていたな」
そうした記憶が、
10年後、20年後の社会を少しずつ形づくっていきます。
万博を思い出すとき
もし、万博を思い出したときに
「未来の座椅子があったな」
そんな記憶の片隅に
コムラ製作所の展示が残っていたら、
とても嬉しく思います。
自立の限界を超えて広がる未来
立ち上がりを助ける椅子から、
移動を支える椅子へ。
そして
生活そのものを支える機器へ。
コムラ製作所はこれからも、
自立の可能性を広げる製品づくりを通して、
万博で描いた未来を
少しずつ現実にしていきたいと考えています。
万博は終わっても、
未来づくりは、まだ続きます。
万博で見た未来を、いつか当たり前の景色にする。
それが、私たちコムラ製作所の挑戦です。



