【活用事例3】「床からの立ち上がりに2時間」を変えた・・・
2026.03.12「また転んでしまった……でも、妻には頼めない」
パーキンソン病を患う81歳の男性(要介護3)にとって、病状の「オン・オフ」による身体の不自由さは切実な問題でした。調子の良いときは歩行器で移動できますが、一度「オフ」になればその場に座り込み、自力では立ち上がれなくなってしまいます。
老老介護の生活の中、奥様一人の力で立たせることは難しく、床に座り込んだまま1〜2時間が経過し、時には半日も動けないことがありました。
1. 「ベッドでの寝たきり」を防ぐための挑戦
ご家族が何より心配していたのは、介助に遠慮した本人が「ずっとベッドで寝たきり」になってしまうことでした。 「できるだけベッドから離れ、自立した生活を送ってほしい。そして介助する妻の負担も減らしたい」。 そんな願いから、息子さんが自ら探し出したのが、床からの立ち上がりを補助する電動昇降座椅子でした。

2. 救世主となった『独立宣言スマート』の機動力
ケアマネジャーの紹介で導入されたのは、コンパクトさが特徴の『独立宣言スマート』です。この製品が、ご一家の生活に二つの大きな変化をもたらしました。
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「万が一」の時の確かな安心感 もし床に転倒したり、その場に座り込んでしまったりしても、この椅子があれば自分の力で立ち上がることが可能になりました。自力で生活範囲を維持できるようになったことは、本人の大きな自信に繋がっています。
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家中どこでも駆けつけられる「軽やかさ」 『独立宣言スマート』はコンパクトな設計のため、自室や居間以外で座り込んでしまった時でも、奥様の手で製品を移動させることができます。これにより、場所を問わず介助の負担を大幅に軽減することに成功しました。
3. 今後の課題と、これからの自立生活
もちろん、すべてが完璧ではありません。体調によっては座椅子の高さへの乗り移りが難しく感じる場面もありますが、それ以上に「床から復帰できる手段がある」という安心感は、何物にも代えがたいものです。
まとめ
身体の状態に合わせて最適な福祉機器を選ぶことは、単なる「便利さ」の追求ではありません。 それは、家族の介助負担を減らすと同時に、本人の「自分でできる」という尊厳を守り、活動範囲を広げるための大切なステップです。
『独立宣言スマート』は、パーキンソン病と共に前向きに暮らすための、スマートな選択肢の一つとなりました。


